軽井沢別荘団体連合会





活動の記録


2007年8月: 「軽井沢まちづくり条例」が施行され、はじめて別荘所有者が町民同様にまちづくりに参加することが公に定められたのが契機となり、4つの別荘団体が会合を持つ

2008年3月: 佐藤軽井沢町長と会談、別荘団体の代表たちが団体設立の意思を伝える

(町長と会談の詳細はこちらをクリック:2008年3月24日へ

2008年7月: 中部電力と災害時の対応について意見交換(詳細は2008年7月26日

2008年8月: 「軽井沢別荘団体連合会」設立総会、正式に発足(設立総会の詳細

2009年2月: 軽井沢別荘団体連合会として、佐藤軽井沢町長と会談

2009年4月: 「宣言」を採択、発表

2009年6月:  佐藤軽井沢町長と3度目の会談、「宣言」を手渡す

2009年7月:  村井長野県知事と会談、土砂災害防止法に基づく調査の進捗状況の確認、釜の沢地区における急傾斜地の開発状況について意見を交換、「宣言」を手渡す

(村井知事との会談の詳細はこちらをクリック:2009年7月9日

2009年8月: 第二回総会(軽井沢中央公民館)

2009年8月: 「しいある倶楽部」代表の鈴木美津子さんの講演会主催

2010年1月: 「軽井沢の野鳥の減少」についての会員向け講習会開催

2010年3月: 佐藤町長と定例会談

2010年5月: 軽井沢別荘団体連合会のホームページを開設しました。

2010年5月: 軽井沢不動産協会事務局長佐藤幹夫氏と最近の軽井沢の樹木の伐採について意見を交換、樹木の伐採は必要最小限にとどめるべきであるとの認識で一致。この会談は軽井沢新聞社の取材を受けました。

2010年8月: 第三回総会(旧軽井沢ホテル)

2010年8月: 「緑の軽井沢チャリティコンサート&トーク」主催

2011年3月: 藤巻新町長と会談、協力関係を確認。(詳細は2011年3月24日へ)

2011年5月: 『樹木を伐採する前に』 と題したチラシを作成。新聞折り込みその他の方法で計7000枚を軽井沢町内に配布。

2011年8月: 避暑地軽井沢125周年記念写真展 『別荘地の歴史、そして未来へ』 を開催しました。

2011年8月: 第四回総会(軽井沢中央公民館)

2011年12月: 避暑地軽井沢125周年記念写真展の写真集及びDVDを発行。写真集を藤巻町長及び軽井沢町立図書館に寄贈。

2011年12月: 土砂災害防止法に基づく基礎調査と警戒区域等の指定に関し、軽井沢町、及び佐久建設事務所の担当者との意見交換を行いました。

2012年5月: 会員団体の別荘地を相互訪問。第一回目として、釜の沢地区の土砂災害危険箇所の宅地開発現場、及び軽井沢みどり会の自由ヶ丘別荘地の全域の見学を行いました。

2012年7月: 藤巻町長と定例会談。当会の活動を報告し、町の長期ビジョンの策定を要望しました。

2012年8月: 「私の好きな軽井沢・私の嫌いな軽井沢」と題し写真を一般公募した2012年写真展を開催しまた。又、8月20日には「軽井沢ライフ・ウエルカム・パーティ」を万平ホテル・ハッピーバレーにて開催し、上記写真展の応募作品の表彰式、竹前文美子さんの朗読、軽井沢ライフの先輩・後輩の意見交換、そして交流パーティが和やかな雰囲気の中で行われました。

2012年8月: 第五回定時総会(万平ホテル・ハッピーバレー)

2013年5月: 軽井沢町グランドデザイン像パブリックコメント(意見公募手続)に応募しました。

2013年8月: 別荘地・軽井沢展がハーモニーハウスにて開催されました。

2013年8月: 第六回定時総会(軽井沢ハーモニーハウス)

2013年11月: 軽井沢町議員5名との懇談会を実施し、別荘地の環境悪化の懸念を共有しました。

2014年7月: 藤巻軽井沢町長と定期会談、土砂災害危険区域の指定、自然保護対策審議会への別荘民の参加樹木の伐採規制、放射能対策、雪害対策等の要望を行いました。

2014年8月: 第七回定時総会(軽井沢アイスパーク)

2014年8月: 「軽井沢ルールを学ぼう」と題して、シンポジウムを開催しました。(軽井沢アイスパーク)

2015年2月: 土砂災害防止法に基づく危険区域等の指定に関する情報などをまとめ、「伐採は最小限に」・「あなたとご家族の安心のために」と題するチラシを作成しました。町内で順次配布していきます。

2015年8月: 「軽井沢の景観・自然環境の保護について考える」をテーマに町議会議員を交えて交流会、そして茶話会が開催されました。

2015年8月: 第八回定時総会が開催されました。

2015年9月: 藤巻町長と会談し、太陽光発電施設設置基準の一部見直し、軽井沢自然保護審議会の構成員についての見直し、木の伐採率の設定について申し入れを行いました詳細はこちらへ

2016年4月: 「軽井沢別荘通信」(別荘のつぶやき)創刊号が当会の会報として発行されました。

2016年8月: 藤巻町長との定期会談。ウイスラー市長の軽井沢での講演について、その講演原文の入手などを要望しました。(後日入手)

2016年8月: 第九回定時総会が開催されました。引き続いて会員の懇親会が開かれました。

2016年11月: 当会が2015年9月に行った太陽光発電施設設置基準の一部見直しの申し入に沿う形で、同基準が一部改正となり、平成28年11月25日から適用となりました。 町のホームページの抜粋です。

2017年2月: 土砂災害警戒区域等における落石事故について町長に報告するとともに、町の対応の改善を申し入れました。 報告の内容です。

2017年2月: 軽井沢町公共施設等総合管理計画(案)に対する意見書を提出し、そのコピーを町長にも送付しました。意見書の内容です。

2017年8月: 第10回定時総会が開催されました。続いて軽井沢町長を招いて懇親会が開かれました。

2018年3月: ウィスラー市軽井沢町の姉妹都市提携20年記念事業に関して、町長に意見書を提出しました。 これに対して4月末に町長から全6ページに及ぶ回答がありました。

2018年8月: 第11回定時総会が開催されました。

2018年11月: 当会の10年の歩みを「ヴィジュアル 軽井沢別荘団体連合会 2008〜2018」と題する冊子にまとめて発行しました。

2019年7月: 軽井沢町議会の議員諸氏との懇談会が開かれ、議会側から14名、当会側から15名が参加し、軽井沢の別荘文化をテーマに活発な意見交換がなされました。

2019年8月: 第12回定時総会が開催されました。 続いて料理研究家柳原一成様の講演 「江戸の料理はどのように始まったか」、そして懇親会が開かれ大盛況でした。

2019年8月: 別荘通信第2号が発行されました。


*************  以下、詳細をご覧ください   ***********


1)設立までの経過

2007年8月14日、軽井沢の豊かな自然環境と別荘文化を守りたいと考えて協定や宣言をつくってそれぞれの地域で活動している、軽井沢沓掛平会、(財)軽井沢南原文化会、白樺台別荘の会、諏訪の森住民の会の4別荘団体の代表者が南原「木の子」に集まりました。同月「軽井沢まちづくり条例」が施行され、はじめて別荘所有者が町民同様にまちづくりに参加することが公に定められたのが契機でした。

そこで、各団体の歴史と現状について互いに報告し、現在軽井沢が抱える諸問題について話し合い、2008年夏に向けて東京と軽井沢で何回か会合を続け、同じ想いをもつ別荘団体に呼びかけて別荘団体の会をつくることを申し合わせました。

2007年11月、2008年1月、3月と東京で会合を重ね、その間に、軽井沢みどり会(自由ヶ丘)、ならびに数人の別荘所有者個人の参加が得られ、名称、会員資格、運営、会費等について協議しました。その結果、別荘団体や別荘所有者のゆるやかな連合体として「軽井沢別荘団体連合会」を2008年夏に正式発足させることを目標に準備をすすめることと、会の趣旨を説明して行政の理解を得るため代表者が軽井沢町長および軽井沢町役場関係職員と面談することを決定しました。

その後4月、5月、6月に東京で会合をもち、2008年8月8日に南原の「ハウスオブ軽井沢」において、「軽井沢別荘団体連合会」の設立総会を開催することを決定し、各団体の会員をはじめ広く別荘民に参加を呼びかけることを申し合わせました。この間、共同代表の諏訪の森住民の会高柳信男氏が軽井沢町まちづくり委員会委員に就任を求められ、5月に開かれた第1回会合に出席しました。

2008年7月26日、中央公民館で第8回の会合を開き、設立総会の詳細を決定し、同年8月8日に軽井沢南原の「ハウスオブ軽井沢」にて設立総会が開催されました。当日は約50名の参加の下、各別荘団体代表者の挨拶、連合会設立の趣旨の説明などを経て、設立の合意、規約の承認、代表の選任などを行い、ここに、美しい自然と緑豊かで清涼な気候を有する軽井沢を愛する別荘住民が、樹木の伐採や野鳥・リスの減少など昨今の乱開発による環境の変化に危機感を抱き、軽井沢の財産である緑豊かな自然を守り後世に継承することを目的として、4つの地域(その後5つの地域に増加→ 5つの団体の紹介へ )の別荘団体の連合体として活動すべく「軽井沢別荘団体連合会」が正式に設立されました。設立総会終了後、ハウスオブ軽井沢にてガーデンパーティーが催され、会員同士の親睦を図るとともに、活発な意見交換が行われました。(元の位置に戻る


2) 活動のトピックス


2008年3月24日、別荘団体の代表たちが佐藤軽井沢町長と面談しました。

2008年3月24日午前11時から約1時間ほど軽井沢町役場会議室において、軽井沢別荘団体連合会の小林代表ら7名が軽井沢町の佐藤町長および企画課の諸氏と面談し、軽井沢別荘団体連合会の規約を手渡して、会の目的と結成までの経緯について説明するとともに、各団体がそれぞれ所信を述べました。その際、佐藤町長から「軽井沢らしさをいかに残していくかを検討していくため、別荘の方々のご協力をお願いしたい。町としても連合会からのご意見ご提案に応えられるよう努力する。」との発言がありました。また、企画課から 「これまで別荘所有者への情報伝達が難しかったが、連合会ができたので町としても活用させていただく。」、「連合会を「まちづくり委員会」の団体メンバーとする方向で考える。」、「今後2年間位時間をかけて、まちづくりに関する景観、環境、福祉などの条例の制定または改正を行ってゆく計画である。」といった趣旨の発言がありました。この会議は、軽井沢新聞および信濃毎日新聞による取材があり、記事になりました。元の位置に戻る

2008年7月26日、 中部電力との意見交換会がありました。 

当日の代表者会議において、台風による被害の際の対応について中部電力からの要望により、2007年の台風災害の際の復旧作業についてや今後の災害対策について活発な意見の交換がなされました。(元の位置へ戻る

2009年2月23日、 佐藤町長との二度目の面談が行われ、また、同6月22日に三度目の面談を行いました。軽井沢別荘団体の「宣言」を手渡すなど、佐藤町長と定期的に意見の交換を行っています。

2009年7月9日、 村井長野県知事と面会しました。

2009年7月9日に、連合会の小林代表など4人が長野県の村井知事を訪問し、軽井沢別荘団体連合会の設立の趣旨などを説明し「宣言」を手渡しました。この会議において環境保全に関する意見を交換し、特に軽井沢地区における土砂災害防止法に基づく調査の進捗状況の確認、および軽井沢釜の沢地区における急傾斜地の開発に関する危険性について意見を交換しました。(元の位置に戻る

2009年8月9日、連合会の第二回総会が、軽井沢中央公民館において開催され、初年度の活動報告、および、2009年度(2009年8月1日から2010年7月31日まで)の事業計画が承認されました。

2009年8月9日、 しいある倶楽部の講演会開催しました。

第二回総会に続き同8月9日にしいある倶楽部の代表 鈴木美津子さんを招待して、「別荘の庭を軽井沢らしくするには」と題して講演会を開催しました。240名を超える参加者があり、軽井沢中央公民館の会議室は立ち見も出るほどの大盛況でした。

2010年1月23日、野鳥の減少についての講習会を開催しました。

『軽井沢の野鳥の推移(惨状)を聞く』と題した講習会を軽井沢三笠パーク在住の峯岸典雄さんを講師にむかえて開催しました。この講習会は連合会の会員を対象とした初めての試みで、私たち自身の環境に関する認識を再確認するものでした。なお、この講習会については朝日新聞の取材もあり2010年1月26日夕刊の朝日新聞記事になりました。ご覧ください。

軽井沢新聞2009年9月10日号にも、「別荘地が危ない」と題して、峯岸さんのインタビューが掲載されました。

2010年3月19日、佐藤軽井沢町長と面談し、建築規制の周知に関する議論がなされ、連合会作成による建築規制の概要に関するチラシ→(別荘の新築・増改築?へ)の配布などについて合意がなされました。

2010年8月22日、連合会の第三回総会が旧軽井沢ホテルにて開催され、2009年度事業報告及び会計報告、そして2010年度事業計画、ならびに新しい副代表の選出などが原案通り承認されました。詳しくは第三回総会の案内をご覧ください。、

同日、旧軽井沢ホテルにて「緑の軽井沢チャリティコンサート&トークを軽井沢BESEAと共同で開催し、135人の来場者があり会場は満席となりました。

2011年3月24日、藤巻新町長と会談し、町内の各種団体と別荘団体連合会の協働のため今後とも町役場と協力することを確認しました。この際、完成したばかりのチラシ「軽井沢の樹木を伐採?」を手渡しました。(お知らせのページ:樹木を伐採する前にをご覧ください。)

2011年8月21日、連合会の第四回総会が開催され、2010年度事業報告及び会計報告、そして2011年度事業計画、ならびに新しい副代表の選出などが原案通り承認されました。

2012年8月20日、連合会の第五回総会が開催され、2011年度事業報告及び会計報告、そして2012年度事業計画、ならびに新しい副代表の選出及び規約の一部改訂などが原案通り承認されました。

2013年7月30日、藤巻町長と会談し、自然保護対策審議会における別荘住民代表の欠如などの問題を提起しました。

2013年8月18日から22日まで軽井沢ハーモニーハウスにて「別荘地・軽井沢展」が開催され、多くの来場者があり好評でした。

2013年8月22日、第六回定時総会が開催され、議案は全て原案通りに承認されました。

2014年8月10日、第七回定時総会が開催され、議案は全て原案通りに承認されました。

2014年8月10日、軽井沢アイスパークにて「軽井沢ルールを学ぼう」と題するシンポジウムを開催し、藤巻町長も参加され活発な意見交換がありました。

2015年2月: 土砂災害防止法に基づく危険区域等の指定に関する情報などをまとめ、「伐採は最小限に」・「あなたとご家族の安心のために」と題するチラシを作成しました。新聞折込による町内全域配布、町役場、公民館、町内スーパー、各別荘地の管理棟等に配布しました。その後、2015年3月末に危険区域等の指定がなされ公表 (← ここを左クリックすると軽井沢町のホームページにつながります。)されました。

2015年8月29日、第八回定時総会が開催され、議案は全て原案通りに承認されました。 同日、「軽井沢の景観・自然環境の保護について考える」をテーマに町議会議員を交えて交流会、そして茶話会が開催され活発な意見交換がありました。 

2015年9月9日藤巻町長と会談し、書面にて太陽光発電の設置基準の一部見直し、自然保護審議会構成員の見直し、そして樹木の伐採の制限に関する提言を要望書として提出しました。この提言に対する返答を10月に受領しましたが、私たちは今後も議会、行政等に対する働きかけを続けていくつもりです。

2016年11月25日、軽井沢町は太陽光発電施設設置基準の一部改正を行い、同29日に軽井沢町ホームページにてそれについて公開しました。 上記の2015年9月9日の要望が効果を発揮したものと思われます。

2017年2月6日、当会会員の「軽井沢みどり会」内の敷地において大きな落石事故がありました。それに関する町の対応に疑問を感じ、町長あてに報告として私たちの懸念を表明しました。 同時に、旧軽井沢公民館および旧軽井沢町営住宅の老朽化に関する意見書を提出しました。

2017年3月、開発時の樹木の皆伐を防止するため樹木の伐採率を規制することが望ましいという考えが、個人会員の大河原氏と横井氏の共著で高崎経済大学の紀要「地域政策研究」第19巻第4号に掲載されました。

2017年8月10日、第10回総会、それに続いて藤巻町長を招いて懇親会が旧軽井沢ホテル音羽の森にて開催されました。

2018年3月28日: ウィスラー市・軽井沢町の姉妹都市提携20年記念事業に関して町長宛に意見書(内容は質問状)を提出しました。 これに対して4月末に町長から回答がありました。

2018年3月28日: 三笠通り(東雲から旧軽井沢ロータリー間)の電柱地中化工事に関して佐久建設事務所を訪ねました。街路樹を軽井沢の景観に沿う形で可能な限り残す、あるいは植え替えるなどの要望を口頭で伝え、今後の連携を確認しました。



私たちはこれからも長野県、軽井沢町等の行政および議会への提言、講演会の主催など種々の活動を行っていきます。ご期待ください。


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